2008年11月29日土曜日

任意売却をしてもなお多額の借金が残る方

 結婚したので、ちょっと背伸びをして数年前に新築住宅(マンション・戸建等)を入手するために住宅ローンを組んだものの、ローンが返済できなくなった方で以下に該当する場合は、自己破産を選択して、すっぱりと人生を再スタートするのがよいかもしれません。

1.当時の住宅購入価格が今思えば高かったため、任意売却による債務整理(借金整理)を試みても、なお多額の借金が残ってしまう


2.金融機関から所得に見合わない借り入れが当時できてしまい、現在オーバーローン状態となった上、
  • 勤務先からの給料が不払いになったまま、勤務先が倒産してしまった
  • ボーナスが支給されず、ボーナス払いの予定が大きく狂ってしまった
  • 独立して飲食店を経営しはじめたものの、うまくいかなくなった
  • 株式等に投資したものの、最初はよかったが昨今のサブプライム問題で逆に多額の借金を背負ってしまった 
  • 夫が病気になってしまい収入が途絶え、妻のパート収入だけでは病院代と生活費だけで手一杯となってしまった

 しかし、後ろ向きに考えることはありません。

 任意整理等とは異なり、住宅や価値のある財産を失うことにはなります。例えば、株式などの有価証券や生命保険については、解約しなければならなくなります。

 それでも借金を「ゼロ」にして、もう一度人生をやり直し(リセット)できるというメリットもあります。 

 また、現在ご所有の財産を全て処分するといっても、生活必需品や、古い車(査定価格がゼロの場合)まで取られるというわけではありません。

 自己破産について間違ってはいけないことは、テレビドラマや映画に出てくるような「あなたの自宅に押しかけて身ぐるみを剥ぐ」のが目的ではなく、債務者の経済的更正が目的であることです。

 詳しくは、自己破産についての司法書士新松戸合同事務所のホームページもご覧ください。
http://www.shinmatsu-office.jp/

2008年11月28日金曜日

現在収入がなく、借金が返済できない方

 残念ながら、今現在収入の道が全くなく、借金が返済ができない方もいらっしゃいます。

 原因はさまざまですが、ご病気や企業からの突然のリストラ通知による失業、収入があっても年金や生活保護等だけということが想定されます。

 その場合は、任意整理や個人再生による債務整理(借金整理)ではなく、自己破産による債務整理がよいかもしれません。

 ただし、その前提として理解していただきたいのは、度々記載しますが、自己破産は、人生の終わりを意味するものではなく、(胸を張れるものではないとはいえ)他人から非難されるものでもありません。

 自己破産は、
いわば、「裁判所からの借金を帳消しにするというお墨付き」です。

 破産手続で免責を得れば、なんといっても一部の例外を除き(税金等)、全ての借金の支払義務がなくなります。さらに、それによる引換えは、実は「あなたがそれにこだわらなければ手放してもよいモノ」であったりします。

 任意整理等の他の債務整理手続きと比較して考えた場合、一気に債務を減らすことができる債務整理(借金整理)方法は自己破産のみであると言えます。

 したがって、得るメリットと、あなたさえこだわらなければ手放してもよいモノとの利益を比較していただくのがよいと思います。


※自己破産については、当事務所のホームページもご覧ください。
http://www.shinmatsu-office.jp/category/1152900.html

2008年11月27日木曜日

短期間で借金が膨らんでしまい、現収入では返済が困難な方

 自己破産については、以前このブログでも記載しました
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/09/blog-post_19.html

 短期間で借金が膨らんでしまった方のように、任意整理により利息制限法の法定金利に引き直し計算しても、まだ、支払が可能な額まで減額できず、かつ、今の収入では返済の見込みのない場合は、自己破産をおすすめする状態であるといえるかもしれません。


 ただし、「借金の返済ができなくなった」=「自己破産」ではありません。

 私たち司法書士新松戸合同事務所では、杓子定規に法的手続きをすすめてはおりません。お一人お一人異なった事情をお聞きした上で、任意整理、個人再生、任意売却による債務整理など、専門的なご助言をさせていただいています。

 一般的に破産に対する皆さんのイメージはかなりマイナス的なものと思われますが、そういったイメージのほとんどは勝手な思いこみにすぎません。

  •  戸籍に載ってしまい子供の結婚に影響する
  •  選挙権がなくなる
  •  会社をクビになる

などの声を少なからず耳にしますが、それらは間違いです。実際に破産しても、

  •  戸籍に載ることはない。
  •  選挙権は国民の権利で、借金問題とは基本的に別物である。
  •  会社がそれを理由に解雇することは法律で禁止されている。

 以上のように、たまたま込み入った事情により自己破産という債務整理の手法を用いたとしても、なにもそれは人生の終わりを意味するものではありません。ましてや、他人から非難されるものでもありません。

 私どもは、多重債務の問題については、債務者側だけに責任があるというよりは、むしろ債権者(貸す側)の過剰融資や法外な利息こそが非難されるべきものだと考えております。

 ぜひ「小さな勇気」を出して、再出発にむけての「大きな一歩」を踏み出しましょう!

※自己破産については、当事務所のホームページもご覧ください。
http://www.shinmatsu-office.jp/category/1152900.html

2008年11月26日水曜日

任意整理による借金の額があまり減らない方

 個人再生については、以前このブログに記載しました

 個人再生の大きなメリットは、消費者金融業者等の一般の借金は元本が大幅にカットされながらも、住宅ローンだけは今までどおり返済していくことを条件として、マイホームを処分しなくてもよいという特例を利用できることです。

 任意整理による債務整理を検討した結果、利息制限法に基づき計算し直しても、借金の額があまり減らない方には有効な手続きだと言えます。 

2008年11月25日火曜日

ギャンブルや浪費が原因で借金が膨らんだ方

  パチンコ・競馬などのギャンブルや、高額のエステや宝石などの浪費が原因で借金が膨らみ、気づいたときは多重債務に陥ってしまった方にとっては、個人再生による債務整理(借金整理)を検討する価値があります。

 自己破産の場合、借金の理由が問われるため、「ギャンブル」や「浪費」は免責不許可事由に相当してしまう可能性が高いです。

 一方、個人再生の場合は借金の理由が問われませんので減額の対象になります。

 ただし、個人再生の場合は、その手続きを進めるには専門的な知識と経験を要します。個人再生をお考えの場合は、当事務所のような司法書士等の専門家にご相談ください。

 当事務所の個人再生についてのホームぺージに、詳しい手続きやメリット・デメリットなどを掲載していますのでご覧ください。
http://www.shinmatsu-office.jp/category/1152901.html

2008年11月24日月曜日

マイホームを手放さずに債務整理をしたい方

 個人再生(個人債務者再生)は、一定の条件を満たす方であれば、自己破産とは異なり、マイホームややローンを完済した自動車等を手放すことなく負債の整理ができる手続きです。

 具体的には、住宅ローンを除いた借金の総額の5分の1または100万円、もしくはあなたの財産の合計(車や生命保険解約、返戻金等の合計)のいずれか多い額を、原則として3年間(例外的に5年間)で返済すれば、残りの借金は全て免除されるという手続きです。

 通常、住宅ローンがある場合、債権者はあなたのマイホームに担保をつけています。

 自己破産となれば、原則として、今ある財産を全て処分しなければならなくなるため、マイホームを手放さざるをえなくなります。

 一方、個人再生の場合は、消費者金融業者等の一般の借金は元本が大幅にカットされながらも住宅ローンだけは今までどおり返済していくことを条件として、マイホームの処分はしなくてもよいという特例を利用することができます。

 お一人お一人のご事情により、任意整理、個人再生など、どの債務整理(借金整理)手法をとるのがベストであるかは異なります。当事務所は、そういったあなたのご事情に「耳と心」を傾けて、借金問題で苦しんでおられる方が一日でも早く平穏な生活を取り戻すことができるようご支援する努力を積み重ねております。

 個人再生については、当事務所の個人再生についてのホームページに詳しい内容や手続等が掲載されていますので、ご一読ください。

司法書士新松戸合同事務所ホームページ(個人再生について)
http://www.shinmatsu-office.jp/category/1152901.html

2008年11月22日土曜日

「自己破産」すると職業上問題がでる方の債務整理

 借金整理といえば、即「自己破産」を思い浮かべる方も少なくないようですが、当事務所が特に得意としている「任意整理」、そして「個人再生」という方法があります。

個人再生について記事はこちらです。

 自己破産をしてしまうと、有資格者(宅地建物取引主任者等)などにとっては、職業上問題がでてきます。また、自己破産をした場合、警備員や保険の外交員など一定の職業に就くことができない場合があります。

 しかし、個人再生手続には、このような仕事の制限は一切ありません。

 個人再生についての相談など、任意整理、過払金請求など借金問題の解決についての相談は、司法書士新松戸合同事務所にご相談下さい。

 詳しくは、当事務所の個人再生についてのホームページもご覧ください。

2008年11月21日金曜日

任意売却による債務整理を相談する上での大切なこと(続き)

 前回のブログ
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/11/blog-post_20.html

に続き、任意売却による債務整理を相談する上で大切だと思われることについて記載します。

 借金したのは債務者であり、金融機関等の債権者により無断で借金契約が締結されたわけではない(もしそうなら別途法的な問題が発生しますが)ということを、あらためて認識する必要があります。

 つまり、借金の返済が滞った方に対して、合法的な手続により返済を要求する権利は債権者が持っています。

 ですから、その債権者に対して、誠意を持って対応することが大切だと思います。そうでないと、「質のよろしくない債務者」であると債権者が判断してしまい、こちら側からの任意売却による債務整理の相談依頼に対して当初より良い印象を持っていただけないことに繋がります。

 結果的には、任意売却による債務整理の交渉は成立せず、法的な処理(差押え競売)になってしまいます。

 たとえ借金の返済に窮しても、つらくても、債権者に対して、「申し訳ございません」という姿勢だけは保ちたいものですね。

2008年11月20日木曜日

任意売却による債務整理を相談する上での大切なこと

 まず第一に、あなたの借金問題全体について、当事務所のような司法書士等に相談し、ご所有不動産の売却をすべきかどうかを検討します。

  なぜならば、周囲の方に相談したところ「もう自宅を売るしかないね」と助言された方などは特に、相談する時点から自宅等を売るのが前提になっていると思われますが、仮に多重債務に陥っていても、自宅等の不動産を売却せず、 住宅ローンだけは現状のまま支払を継続した上で債務整理ができる手続もあるからです。

 たしかに、任意売却はあなたの自宅等を売却することによる債務整理手続ですが、当事務所としては、杓子定規に自宅等を売却する道を選択してはおりません。

2008年11月19日水曜日

任意売却による債務整理により、自分のプライバシーを保護

 住宅ローンの延滞が続き、金融機関等からご所有の不動産が差押えられると、数ヵ月後の競売手続のために、執行官が調査に訪れます。場合によっては、近隣にも声をかけて債務者についていろいろと質問するかもしれません。

 そうすると、債務者の事情が近隣に知れ渡ります。こういううわさは広がるのが早いものですから、一段と住み心地が悪くなるのではないでしょうか。

 そしていよいよ不動産競売が開始されると、インターネット上で無料で裁判所が公開しているホームページ(BIT)でその不動産の写真などが公開されます。その結果、落札希望の法人・個人が少なからず訪れては、近隣に債務者のことを根掘り葉掘り質問しますから、債務者の事情はオープンになってしまいます。

 経験上、最近の不動産競売手続は、差押え開始から一般競争入札までの期間が以前より短くなっていますので、それだけ執行官が訪れるのは早くなっているはずです。

 一方、任意売却の場合、通常の不動産売買と同じような販売活動により行います。したがって、近隣に債務者の事情を知られることなく、売買の手続を進めることが可能となります。これにより、多重債務の事実や、税金・管理費の滞納などの事実、いわゆる債務者のプライバシーを保護することにつながります。


 当事務所では、借金問題で苦しんでいる方に対して、法的なマニュアル通りに進めることなく一人の人間として接することにより、お客様の立場に立った視点から丁寧なご提案をすることに努めています。

 任意売却による債務整理(借金整理においては、なんといっても金融機関との折衝が重要になります。当事務所は、借金問題でお困りの皆様が少しでも、今後の返済が楽になるよう金融機関とと折衝しております。

※任意整理・自己破産・個人再生、借金問題や、過払い金の返還請求相談など、当事務所のホームページもご覧ください。
http://www.shinmatsu-office.jp


※当事務所の任意整理専門ブログ(下記)も、あわせてご覧ください。

〔任意整理専門ブログ―任意整理による債務の解決〕
http://niniseiri.blogspot.com

2008年11月18日火曜日

結婚後にわかった配偶者の借金

 愛に溢れた結婚生活を開始した後、思いがけず配偶者に多額の借金があることを知ってしまった場合、あなたならどうされますでしょうか?

 せっかくスタートさせた新婚生活ですから、できればその幸せを守り育てていきたいものですね。

 この問題は、ご夫婦の問題ではあるとはいえ、なかなかお二人では解決しにくく、ましてや親友や親にも相談しくいものです。多額の費用を親が負担して披露宴を盛大に行った後、「実は・・・」という相談は、なかなかしにくいですね。

 配偶者を愛しておられる場合、相手方を責めることもできず、えてしてお一人で悩み続けるものです。それが自然とあなたの表情やちょっとしたしぐさ、言葉の端々に現れることで、夫婦関係がギクシャクし始める場合もありえます。

 こういう場合は、割り切って、守秘義務が課せられている当事務所のような司法書士事務所等の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。第三者に相談すると、思いがけず良い解決策がみつかるかもしれません。

 もし、相談したくても地元にそのような事務所がなかったり、地元ではうわさ等が気になり相談しにくい方は、以下のブログ記事をお読みください。
http://niniseiri.blogspot.com/2008/11/blog-post_18.html

 借金問題の解決にむけた相談などは、任意整理・個人再生を含めた債務整理専門の司法書士新松戸合同事務所までご相談下さい。任意整理相談など、債務整理に関する内容は、当事務所のホームページでもご覧いただけます。

※司法書士新松戸合同事務所ホームページは、こちらです。
http://www.shinmatsu-office.jp
 

2008年11月17日月曜日

利息制限法改正による減率後の、任意整理動向

 利息制限法の改正後、大半の消費者金融業者の貸し出し利率は18%以内に減率されておりますが、過払い金返還請求など任意整理による借金解決(債務整理)を日々行っている当事務所の、過払い金返還請求についての現場からの動向を書いて見ました。

 当事務所の任意整理専門ブログをご覧ください。
http://niniseiri.blogspot.com/2008/11/blog-post_17.html

 任意整理は、依頼後は弁護士・(認定)司法書士がすべての手続きを代行しますので、ご本人がどこかに出向いたり、交渉をしたり、取立て請求を受けたり、書類を用意したりする必要はなくなります。それだけでも精神的な重圧から解放されると思います。

 さらに、任意整理の交渉を確実に成功させるためにも、弁護士・(認定)司法書士との信頼関係は重要であると思います。当事務所は、「社会的正義の実現」をコンセプトとして、借金問題で大変な思いをしておられる方が思い立ったときにできるだけ相談できる事務所でありたいという願いから、土日祝日も休まず朝7時から夜12時までご相談を受け付けております。

 多重債務などの借金問題、過払い金返還請求など任意整理、その他債務整理全般に関する業務は、司法書士新松戸合同事務所へお気軽にご相談ください。

※当事務所ホームページ
http://www.shinmatsu-office.jp

2008年11月16日日曜日

競売の道をとるか、任意売却による債務整理の道をとるか・・・

 一般の住宅ローンや消費者金融業者等からの多重債務の返済に窮している方とお会いしてお話すると、専門家に相談して任意整理等の債務整理(借金整理)をすれば、まだまだ道は拓けるにもかからわず、ご所有の不動産が差押えになっても(あるいは近日そうなることが想定される状態になっても)まだ、何の対策を取らない方も少なからずいらっしゃいます。

 不動産競売で第三者に落札された場合、その落札者に対抗要件がない場合は立ち退かなければなりません。「立ち退き料をもらうことができる」という法律は定められてはおらず、いつまでも立ち退かないと、裁判所から強制執行(立ち退き)命令が下る場合もあります。

 一方、専門家に相談した上で任意売却による債務整理(借金整理)の道を選択すると、債権者との比較的友好的な相談の上、債務(借金)の圧縮や、無理の無い引越し計画などの建設的な対策をとることができます。

 あなたは、どちらを選択されますか?

2008年11月14日金曜日

任意売却による借金整理(債務整理)のメリット

 前回のブログ
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/11/blog-post_13.html

で、不動産の任意売却による債務整理と、その際の注意点について書きました。

 任意売却によるメリットとしては、

不動産業者の仲介手数料
滞納管理費
滞納税金

などを、売却代金により支払うことができるため、債務者の負担は基本的にはありません。

 さらに、当事務所のような司法書士等が、売却代金の配当表を作成し、それに基づき債権者に対する弁済がなされます。

 「借りすぎてしまった・・・どうしよう・・・誰にも相談できないし・・・」

とお一人で悩むことも少なくないと思いますが、ここは直接的に利害関係がなく秘密厳守の司法書士等の専門家にご相談するのがよいと思います。

 お一人で悩んでいると、あまり良い方向には考えないものですから、一度当事務所までご相談してみてはいかがでしょうか。

 借金問題、任意整理、債務整理、個人再生、相続にからんだ金銭問題など、お金に関する問題は、新松戸合同事務所までご相談ください。

2008年11月13日木曜日

不動産の任意売却による債務整理

 これまでに、オーバーローンでお困りの方についてこのブログで記載してきました。

 債務者(借主)が住宅ローン・借入金等の支払が困難となってその支払を遅延したり、 放置したりすると債権者(銀行や金融会社)は、民事執行法等に定める手続(以下法的手続といいます。) にしたがって担保不動産(場合によっては担保を取られていない場合でも)を差押え、不動産競売にかけて債権を回収します。

 上記のような法的手続によらずに不動産の所有者と各債権者との合意により所有不動産を市場で売却することを一般的に任意売却といいます。

 不動産競売については、近年高額な金額で落札されるケースもまれに見うけられます。したがって、一概にはいえませんが、 一般的にみて競売よりも有利な価格で売却できる可能性が高いので、より多額の返済をすることが可能となることから、残債務を縮小することができます。

 昨今の経済不況下において、
  1. 有力な不動産の買い主であった建売業者やマンションデベロッパーが相次ぎ倒産
  2. 金融機関は、不動産購入を目的とした融資を渋る傾向にある
  3. 今後数年は、不動産価格は下落傾向にある
ことから、単に大手不動産仲介会社に売却を依頼したとしても、思うように売れないどころか、想像もしないような低価格での売却を勧められ、愕然としておられた方も少なからずいらっしゃいます。

 さらに、本意ではない低価格で不動産を売却(処分)したものの、残りの債務については不動産仲介会社がほとんど面倒をみてくれない場合もあります。

 目的とするのは借金(債務)整理ですから、「任意売却」についてはもちろんですが債務整理の専門的な知識と経験がないと、せっかくのあなたの資産(不動産)を有効に活用できないことに繋がる危険性もあります。

 不動産の任意売却による債務整理をトータルにご支援できる当事務所のような専門家に、早めにご相談ください。

2008年11月12日水曜日

任意整理をおすすめする借金の状態

 
 任意整理をおすすめする借金の状態について、当事務所の任意整理専門ブログにまとめましたのでご一読ください。

 「私もあてはまるかも・・・」とか、「私もまもなくこうなりそう・・・」と思われた方がいらっしゃいましたならば、できる限り早く、当事務所のような、借金問題を解決する債務整理専門の司法書士等にご相談するのがよいと思います。
 
 一日も早く、借金問題で苦しんでおられる方が平穏な生活を取り戻すことができるよう、当事務所は日々24時までみなさまをご支援中です。

 借金問題を解決する手段としての債務整理手法にはいくつか種類があり、みなさんがよく耳にする「自己破産」だけではありません。まずは専門家に相談し、お一人ごとに異なるご事情を専門家に理解していただき、最善策を講じるのがよいですね。

 その上では、その専門家と心が通い合うような、そんな専門家と出会うことができるともっとよいですね。

 詳しくは、当事務所のホームページもご覧ください。
http://www.shinmatsu-office.jp

2008年11月11日火曜日

オーバーローンでお困りの方 その5

 これまで、以下のような「オーバーローンで困る典型的な例」を述べました。

1.会社を突然リストラされてしまい、返済できなくなってしまった。

2.住宅ローンにおける変動式の利息の利率が上昇してしまったことにより、毎月の支払額が増加してしまった。


 今回は、昨今の経済不況等により自営業者の方が、オーバーローンに陥る場合を述べます。

 自営業者の方で商工ローン業者からの高利率の不動産担保融資を受けている方などが該当します。例として、年15%程度(中には利息制限法所定の利率を超過する年20%以上)の利率で借入をなされている方も見うけられます。

 このような高金利で融資を受けている場合、思うような収入が見込めなくなった時、あるいは取引先の倒産等により売り掛け債権の回収ができなくなってしまった時などは、苦しくなります。それどころか、早めに自宅不動産の適切な処理をしなければ、大変なことになってしまいます。

 これからますます不動産価格は下落傾向にありますから、早めの対処対策を図る必要があります。

 当事務所は、以上のような住宅ローン等の返済だけではなく、あなたの借金のすべてを総合的把握して適切な手続(任意売却・任意整理・個人再生・自己破産)を選択し、人生の再生を図るお手伝いをいたします。

 ただし 杓子定規に法的手続きを進めてはおりません。あくまでもあなたのお考えをお聞きした上で、お一人お一人異なるご事情にあわせた法的(専門的)なアドバイスをしておりますので、ご安心ください。

※詳しくは、当事務所のホームページ(下記)をご覧ください。
http://www.shinmatsu-office.jp/

2008年11月10日月曜日

オーバーローンでお困りの方 その4

 「オーバーローン」の定義については、大きく分けて二通りが考えられることを以前のブログ
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/11/blog-post_06.html
で述べました。

 また、前回までに、オーバーローンで困る場合の典型的な例として、会社を突然リストラされてしまった場合のことを述べました。

 今回は、オーバーローンで困る場合の違う例を述べていきます。

 例えば、住宅ローンにおける変動式の利息の利率が上昇してしまったことにより、毎月の支払額が増加することが該当します。

 月給等の収入が30万円程度に対し、返済額が10万円以上になってしまうと、かなり生活が厳しくなりますね。

 これにより、住宅ローンの支払をするために消費者金融業者等から一時的に借入れしてしまい、気付いたときには慢性的な借入れをしなければならず、多重債務の状態に陥ってしまうことが想定されます。

2008年11月8日土曜日

オーバーローンでお困りの方 その3

 前回のブログ
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/11/sfcg-httpshinmatsudo-office.html



で記載しましたとおり、昨今のグローバルな金融ショックにより、業界大手企業や株式上場企業に勤務していても、突然会社から解雇通知を受けることがあります。例えば、東証マザーズ上場の不動産投資会社リプラス(以下)の例などです。


●午後3時、突然「全員解雇」 サブプライムで会社破綻
http://www.asahi.com/national/update/1102/TKY200811020175.html?ref=goo
======================================================
午後3時。約200人の社員が社内のフロアに集められた。見たことのない男性がいた。「破産管財人の代理」と名乗った男性は一言、言った。「リプラスは破産手続きを開始しました。10月24日をもって全員解雇します」
・・・中略・・・
約2週間後の10月10日午後5時。事業の譲渡先企業についての説明会に行くと、今度は「本日付で即日解雇」と告げられた。「午後7時までに私物をすべて片づけて出て行くように」と言われた。 ======================================================

 突然のリストラで、住宅ローンの返済(特に高額のボーナス併用返済)に窮してしまい、一時的に消費者金融業者から借り入れした後、雪ダルマ式に借金が増えてしまう場合も少なくないと思います。

2008年11月7日金曜日

オーバーローンでお困りの方 その2

 よく見うけられる次のケースなどが、オーバーローンで苦しむ典型的な例です。

Step1.  会社を突然リストラされた。

Step.2 住宅ローンの返済契約上の、高額なボーナス時返済金の支払いが難しくなった。

Step.3 返済のために消費者金融業者等から借入れしてしまい、その後借金が雪だるま式に増えたため多重債務の状態に陥った。


 当事務所は、以上のような住宅ローン等の返済だけではなく、あなたの借金のすべてを総合的把握して適切な手続(任意売却・任意整理・個人再生・自己破産)を選択し、人生の再生を図るお手伝いをいたします。

 お問い合わせは土日祝日も休まず、朝7時から夜12時まで受け付けています。あなたが思い立ったときにできるだけ相談させていただけるよう、日夜がんばっております。

2008年11月6日木曜日

オーバーローンでお困りの方

 ここ数年の不動産価格の高騰や、金利上昇不安等により不動産を駆け込み購入したものの、昨今の経済状況の影響で住宅ローンの支払いに窮している方も少なからずお見受けします。

 それ以前に不動産を購入した方においても、住宅ローンの支払いが厳しくなっておられる方もいらっしゃると思います。しかし、住宅を売却したくてもできず、かといって住宅ローン等の返済が厳しいことが多々あります。いわゆる、「オーバーローンでお困りの方」が少なくないと思います。
 
 「オーバーローン」という言葉の意味については、具体的には次の2通りが想定されます。

・ 所有しておられる不動産の市場価格より、住宅ローン等の借入残債務額の方が極端に高い

・ 毎月の返済額がご自身の収入の範囲を超え、返済が困難になっている場合で、かつ、 住宅ローン等の返済のため信販会社や消費者金融業者から借入を繰り返している

 このような場合は、どのような対策をとればよいのでしょうか? 今後このブログで検討していきたいと思います。

2008年11月5日水曜日

こんな悩みで困っておられる方がいらっしゃったら・・・

 こういう経済状況ですから、突然のリストラクチャリングで会社から解雇通知を受け、しかもこれまでの給料が未払いになっている等労働債権を持っているものの、その回収の見込みもない方・・・

 住宅ローンの支払いに窮してしまっている方・・・

 中小企業の経営者さんで、会社名義での多額の借入をしていて、その個人保証をしているが、取引先からの売り掛け金が回収できず、返済に窮してしまっている方・・・など。

 債務整理(借金整理)は、お早めに当事務所等の専門家にご相談した方がよいと思います。

2008年11月4日火曜日

過払金が返還されると知っていたら・・・

 消費者金融業者等からのきつい借金取立てにより、精神的な重圧から逃れることができず苦しんでおられる方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし、実は法的に無効な利息を払っていたため、それを元本に充当した場合債務が減額されたり、払いすぎた利息分の一部が戻ってきたりする場合もあります。

 親や家族にも相談できずお一人で悩み苦しんでおられる方がいらっしゃいましたならば、一度当事務所に相談してみてはいかがでしょうか。

 当事務所は、借金整理(債務整理)の専門司法書士事務所です。

 「おもいきって相談してみよう!」とあなたが思い立ったときに、できる限り即応対できるよう、土日祝日も休ます朝7時から夜12時まで相談を受け付けております。

 「過払金が返還されると知っていたら、こんなことにならなかったのに・・・」という状況に陥る前に、できるだけ早く当事務所までご相談下さい。

2008年11月3日月曜日

SFCGグループによる一括請求等の問題

 SFCGグループ(旧:商工ファンド)による取立て等について、全国的な問題となっています。

 日栄・商工ファンド対策全国弁護団によると、リーマンブラザーズの破綻の前後で、同社から借り入れをしていた会社や保証人への一括請求によるトラブルが多発しているとのことです。

 当該弁護団で介入後、分割弁済で解決し、期限を守っている者に対しても、

 「追加担保の差入れ或いは元金返済についてのお知らせ」

 なる文書を出し、一括請求がなされています。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。
http://nichiei-sfcg-bengodan.com/

2008年11月1日土曜日

「任意整理の依頼」をすると、何が変わるでしょう:その2

 前回に引き続き、任意整理を当事務所等に依頼すると、何が変わるかについて以下のブログに記載しました。

●「任意整理の依頼をすると・・・その2」
http://niniseiri.blogspot.com/2008/11/blog-post.html