前回のブログ
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/11/blog-post_20.html
に続き、任意売却による債務整理を相談する上で大切だと思われることについて記載します。
借金したのは債務者であり、金融機関等の債権者により無断で借金契約が締結されたわけではない(もしそうなら別途法的な問題が発生しますが)ということを、あらためて認識する必要があります。
つまり、借金の返済が滞った方に対して、合法的な手続により返済を要求する権利は債権者が持っています。
ですから、その債権者に対して、誠意を持って対応することが大切だと思います。そうでないと、「質のよろしくない債務者」であると債権者が判断してしまい、こちら側からの任意売却による債務整理の相談依頼に対して当初より良い印象を持っていただけないことに繋がります。
結果的には、任意売却による債務整理の交渉は成立せず、法的な処理(差押え競売)になってしまいます。
たとえ借金の返済に窮しても、つらくても、債権者に対して、「申し訳ございません」という姿勢だけは保ちたいものですね。