「オーバーローン」の定義については、大きく分けて二通りが考えられることを以前のブログ
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/11/blog-post_06.html
で述べました。
また、前回までに、オーバーローンで困る場合の典型的な例として、会社を突然リストラされてしまった場合のことを述べました。
今回は、オーバーローンで困る場合の違う例を述べていきます。
例えば、住宅ローンにおける変動式の利息の利率が上昇してしまったことにより、毎月の支払額が増加することが該当します。
月給等の収入が30万円程度に対し、返済額が10万円以上になってしまうと、かなり生活が厳しくなりますね。
これにより、住宅ローンの支払をするために消費者金融業者等から一時的に借入れしてしまい、気付いたときには慢性的な借入れをしなければならず、多重債務の状態に陥ってしまうことが想定されます。