2008年12月31日水曜日

本年もありがとうございました。

 本年も、数多くのお客様から、過払い金請求に関する任意整理相談など借金返済に関する問題についてご相談いただきました。

 日々、こうしたお客様からいただく債務整理相談、わかりやすく言えば「借金整理相談」について、地道に作業した一年でした。


などにより、来る2009年は、ますます借金整理を早急に対処するべき方が増加すると予測しています。

 私たち、司法書士新松戸合同事務所では、特に得意としている「任意整理」や「不動産の任意売却による債務整理」はもちろんのこと、さまざまな法的支援をさせていただきながら、借金返済の問題でお困りの方から寄せられるご相談に対して、杓子定規に法的手続きを進めることなく、お一人お一人のご事情を尊重した上で、誠意と愛情をもって取り組んで参りました。

 来年も、なお一層任意整理不動産の任意売却による債務整理など、借金整理(債務整理)業務に全力を尽したいと思います。

 みなさま、よい新年をお迎えください。そして、2009年も任意整理相談などの債務整理専門司法書士新松戸合同事務所をよろしくお願いいたします。

2008年12月30日火曜日

任意整理相談など債務整理なら司法書士新松戸合同事務所

 当ブログ及び、当事務所の「任意整理専門ブログ:過払金返還請求・任意整理相談等債務整理専門 」も含めて、任意整理を含む債務整理について、さまざまな角度から記事を書いてきました。おかげさまで、日々数多くの皆様にアクセスしていただいており、お一人でも多くの方にお役に立てているとすれば幸せな限りです。

 今後も、できる限り、任意整理相談など債務整理(借金整理)の相談をお考えの方向けに、お役に立つような記事を記載していきたいと思っています。

 私たち司法書士新松戸合同事務所は、任意整理個人再生自己破産などの債務整理(借金整理)業務を専門に、常に社会的弱者の立場に立ちさまざまなサービスを提供しています。

 特に、消費者金融業者等とのさまざまな交渉力が要求される任意整理には強く、多額の借金を抱え借金返済に困っておられる方からの相談に関して、適切な法的サービスのご提案をさせていただいております。また、そういった借金整理をお考えの方が、当事務所に安心して依頼いただけるだけの数多くの実績を持っております。

 今後は、さらに借金整理をお考えの方のご相談窓口を拡大していく予定にしております。これからも、任意整理相談などの債務整理相談は、司法書士新松戸合同事務所をよろしくお願いいたします。

2008年12月28日日曜日

横浜市・町田市エリアの債務整理アドバイザー

 横浜市・町田市エリアの債務整理アドバイザーをご紹介します。

●長津田総合法務事務所
 http://nagatsuta-law.p-kit.com/default.html

 ソフトなイメージのホームページが印象的ですが、社会的正義の実現にむけて熱く燃えており、借金問題でお悩みの方が、この年末年始に借金整理相談ができるような体制を整えていらっしゃいます。

 私たち司法書士新松戸合同事務所と当事務所との提携・協力関係により、より広い地域で、借金問題でお悩みの方の救済のための社会的正義の実現を目指します

 過払い金返還などの任意整理相談はもちろんのこと、借金問題に関する相談は、朝7時から夜12時まで土日も休まず受け付けております。

2008年12月27日土曜日

年末も任意整理などの相談を受け付けています

 多くの企業は、本日から年末休業に入りましたね。

 私たち司法書士新松戸合同事務所は、年末に入り債務整理(借金整理)の相談をする時間をようやく作ることができた方のために、過払い金返還請求などの任意整理・債務整理相談を受け付けています。

 電話、メールでお気軽にお問い合わせください。

 できる限り、借金問題でお悩みの方の立場にたち、そういった方が相談しやすい環境を当事務所としても設けております。社会的正義の実現と、社会的弱者・借金問題でお悩みの方の救済のために、今日も、明日も、あさっても、できるご支援をしていきたいと思います。

2008年12月26日金曜日

来年の債務整理動向予測

 今年は、サブプライム・ローン問題に端を発したグローバルな金融破綻により、消費者金融業者等の破綻や再編が進みました。また、一般企業の大型倒産も相次いでいます。

 このような状況を鑑みると、来る2009年の債務整理に関して以下の動向が予測されます。

  1. 任意整理における、過払い金返還に容易に応じない業者等の増加
  2. おまとめローン問題」や、「無利息キャンペーン問題」の顕在化
  3. 任意整理をおすすめする借金の状態」に該当する方の増加
  4. 個人再生をおすすめする借金の状態」に該当する方の増加
  5. 自己破産をおすすめする借金の状態」に該当する方の増加
  6. 住宅ローン返済に困り、「不動産の任意売却による債務整理」をするべき方の増加
  7. 任意整理等債務整理(借金整理)の交渉に不慣れな司法書士や弁護士の増加により、無料相談を受け付ける有資格者という視点ではなく、そういった有資格者の中から「債務整理の無料相談先」を選定しなければならない状況がさらに進行する

 以下のエリアにお住まいの方で、債務整理、わかりやすく言えば借金整理の相談をご希望の方は、お気軽に債務整理・相続専門の司法書士新松戸合同事務所までお問い合わせください。任意整理相談などの相談料は無料です。
  • 東京都(江戸川区、江東区、葛飾区、墨田区、台東区など)
  • 千葉県(松戸市、柏市、流山市、市川市、船橋市、千葉市など)
  • 埼玉県(さいたま市 越谷市 三郷市 八潮市 草加市など)
  • 茨城県(つくば市 つくばみらい市 守谷市 牛久市 取手市 龍ヶ崎市など)
  • 神奈川県(横浜市、川崎市、町田市など)
  • その他、任意整理相談など債務整理(借金整理)の相談先がお近くにない

2008年12月25日木曜日

借金問題で悩む前に・・・

 「悩む前にご相談を!我々が出口に導きます!」 

 これが、借金返済や多重債務で深刻に悩んでおられる方、しかも誰かに相談できず精神的な重荷を負っておられる方に、私たち司法書士新松戸合同事務所がお伝えしたいメッセージの一つです。

 テレビやインターネットなどマスメディアを通じて、さまざまな消費者金融業者等の広告宣伝が流れています。超大手金融機関や外資系超大手企業の傘下に入った業者等の名前は、知らず知らず世間に浸透し、いつのまにか、ご自身の「財布がわり」のような身近な存在として誤認されはじめているようにも思われます。

 このような状況においては、残念ながら次のステップを踏んでしまう方も少なくありません。

  1. 何らかの事情、あるいは何気なく借金してしまった
  2. いつでも返済できると思っていたその借金が、いつのまにかどんどん膨らんでしまった
  3. 気付いたときには、借金返済ができなくなってしまった

 このような例は決して珍しいことではなくなりました。中には、お一人で悩み苦しんだあげく、人生を自らシャットダウンさせてしまったり、犯罪行為に及んでしまう方もいらっしゃいます。

 おそらく、誰もが

 「最初はそういうつもりではなかった、こんなことになるとは思わなかった」

はずです。

 そうした事態から皆様の生活を再生させ、悩みを解決するのが債務整理です。債務整理は、わかりやすくお伝えすれば「借金整理」のことです。さまざまな借金整理の方法がありますので、当事務所の債務整理専門ホームページもご覧ください。

2008年12月24日水曜日

あなたの街にも、債務整理専門家による愛の手がありますように

 今夜は、クリスマスムードで街が包まれていますね。

 こうした中でも、借金問題を抱えている方にとっては、どことなく心に重荷を背負っているかもしれません。

 債務整理とは、わかりやすく言えば借金整理のことです。債務整理(借金整理)の相談を専門家に相談することで、あなたの心の重荷が軽くなることに繋がると思います。

 借金問題でお悩みの方におかれましては、あなたの街にも借金整理の専門家による愛の手が届きますよう祈っています。

 もし、任意整理相談をする専門家がいない場合など、債務整理(借金整理)相談ができる専門家がお知り合いやお近くにいらっしゃらない場合は、お気軽に司法書士新松戸合同事務所までご連絡ください。当事務所は、杓子定規に法的手続きを進めるのではなく、お一人お一人異なる借金のご事情に応じて、誠意と愛情を持って借金問題の解決をご支援しております。

2008年12月23日火曜日

消費者金融業者等の経営状態

 これだけ底知れぬ不景気となり、トヨタでさえ、多額の赤字決算が報告されている状況です。

 サブプライム・ローン問題から始まり、グローバルなファイナンシャル・クライシスが拡大してしまいました。

 消費者金融業者等の経営状態も、決してよくはないと想定します。

 とすれば、ますます過払い金返還の請求に対して、迅速に応じてくれない業者等も増えてくると思います。

 借金問題でお悩みの方は、その借金整理をスムーズに進めるためにも、当事務所のような債務整理(借金整理)の専門家にお早めに借金整理相談をすることをおすすめします。

2008年12月22日月曜日

債務整理(借金整理)相談窓口の拡大予定

 このブログで以前書きました通り、当事務所では、主に千葉県松戸市、柏市、市川市、船橋市、千葉市、流山市、野田市、埼玉県さいたま市、三郷市、越谷市、東京都江戸川区、葛飾区、台東区、江東区など、以下のエリアのお客様のご相談を受けることが多いです。

千葉・東京・埼玉・茨城在住の方の任意整理・任意売却などの債務整理相談


 しかし、神奈川県町田市川崎市など、上記以外のエリアの方々からのご相談も受けることも少なくありません。そのため、今後は当事務所の提携先事務所とも協力しながら、借金整理の相談窓口を拡大し、借金問題で悩んでいる方のために少しでも多くのご支援ができるよう債務整理(借金整理)業務になお一層力を入れていきたいと思います。

 もし、あなた、あるいはあなたの親族や友人人知人が、借金問題で悩んでいるにもかかわらず、誰にも相談できず毎日精神的な重荷を負って生活している方がいらっしゃいましたならば、債務整理(借金整理)専門の司法書士新松戸合同事務所の存在を知っていただきたいと切に願います。

 特に来る年はこの底知れぬ経済の低迷が原因で、勤務先の
  • 突然の倒産
  • リストラ
  • 給料の未払いや遅配
  • 返済の当てにしていたボーナスの不払い
などにより住宅ローンの返済ができなくなるような方も増加してくることが予測されています。

 当事務所は、過払い金返還請求などによる任意整理はもちろんのこと、不動産の任意売却による債務整理(借金整理)も得意としています。安心して、あなたの借金整理をご相談ください。

2008年12月20日土曜日

「不動産の任意売却による債務整理」の相談先 その4

 不動産建設業者等による、 「家賃を払うお金で、マンションが買えますよ!」というような、ここ数年の積極的な販売活動により、購入価格のほぼ満額(場合によってはそれ以上)の住宅ローンを契約して、自宅用不動産を購入した方も少なからずいらっしゃると思います。

 その行為自体をどうこう述べるつもりはありませんが、残念ながら、そういった方が所有していると思われる築浅のマンションや戸建がどんどん不動産競売市場に登場しています。すなわち、購入後わずか数年で住宅ローンの返済が滞り、債権者(金融機関)による差押えが行われ、約半年後に競売入札というシナリオです。

 もし、あなた、あるいは友人知人が、上記のような差押えになった場合、不動産の任意売却による債務整理を、一体誰に相談したならばよいでしょうか?

 所有不動産が差押えになった(あるいはまもなく差押えられそうな)場合、

  • その後どのような手続が裁判所によりなされるか、
  • それにより、いかに近隣との生活環境が変化していくか、
  • どのようなタイミングで立ち退かなければならないのか

など、不動産競売に関する専門的な知識を持つ専門家に相談するのがよいでしょうね。
 
 当ブログの、「不動産の任意売却による債務整理」コーナーもあわせてご覧ください。

 不動産の任意売却による債務整理相談など、借金整理相談は、司法書士新松戸合同事務所にお任せください。不動産競売や債務整理の専門家が、あなたの借金整理相談について誠意を持って対応いたします。

 わたしたちは、千葉県松戸市に事務所を設けておりますが、常磐線と武蔵野線が交差するJR新松戸駅より徒歩4分の場所ですから、柏市、流山市、野田市、市川市、船橋市、千葉市、埼玉県三郷市など広いエリアのお客様を対象に、任意整理相談や任意売却による債務整理相談などの借金整理相談を受け付けております。

 詳しくは、以前当ブログで書きました
 「千葉・東京・埼玉・茨城在住の方の任意整理・任意売却などの債務整理相談
をご覧ください。

2008年12月19日金曜日

無利息キャンペーンで借金慣れしないようお気をつけください。

 大手業者が宣伝する「無利息キャンペーン」についての問題は、前回当ブログで書きました。
 
 どうしても借金しなければならない経済状況にはないにもかかわらず、(配偶者に内緒で)ショッピング目的や、FX投資資金用として、消費者金融業者等から借金しはじめる方がいらっしゃいます。

 無利息キャンペーンで借金に慣れてしまい、返済できなくならないよう、十分お気をつけ下さい。

 本来、一般人にお金を貸し付けて、その利息で経営を成り立たせている営利企業である消費者金融業者等が、なぜ、その利益を捨ててまで、無利息キャンペーンを展開しているのか、逆の立場で考えると明らかですね。

 「なんとかの薬物」のように、一旦始めると中毒になる人も少なくないと思います。「私は大丈夫」だと思っていると、意外なところから、あなたに「将来返済できないような多重債務」の知らせが届かないとも限りません。不安を煽るわけではありませんが、あまりにも安易に多重債務者の道を進む方が少なくないからです。

 配偶者に内緒でFX投資していて、昨今の底知れぬ経済不況によりどうしようもなくなった人も少なくないと思われます。「うちの妻は大丈夫」「うちの主人に限ってそんなことはない」と思っていたら、ある日突然配偶者が作った多額の借金の取立ての電話が鳴ってしまった場合、あなたは冷静に対応できるでしょうか?

2008年12月18日木曜日

無利息キャンペーンを展開するレイク・プロミスなど

 いつの間にか、30日間などの無利息キャンペーンを行う消費者金融業者等が増えてきました。

 最近では、かつての「厳しい取立てをする業者」というイメージではなく、「大手企業傘下の業者だから安心」とか、「女性スタッフが対応してくれるので安心」というようなイメージも広がっているのか、消費者金融業者等をご自身の「財布」感覚で利用する人も増えてきているように思います。

 安易な気持ちで借り入れをすることはできれば避けていただきたいと思います。悲しい結末になる事例としては、次のステップを踏んでしまう場合などがあげられます。

  1. ご主人に内緒で、ショッピングや旅行等の目的で消費者金融業者等からわずかの金額を借りた。
  2. 比較的気軽にお金を借りることができるため、いつのまにか「自分の財布」がわりのような感覚になる。
  3. 「期限までには返済できるし・・・」と思っていたが、返済時期に別の出費がかさむ等の理由で、返済できなくなる。
  4. もともとの業者等Aに返済をするために、別の業者等Bから借金をして返済せざるをえなくなる。
  5. 業者等Bに返済するために、別の業者等Cから借金をして返済返済せざるをえなくなる
  6. 返済するために借金し続ける自転車操業状態に陥り、気付いた時には高額の多重債務で火の車になる。
  7. 想像もしてしなかった多額の借金の事実が、配偶者に知れるところとなり、家庭崩壊につながる。

 このような悲しい事例などのように、配偶者が作ってしまった多重債務でお悩みの方がいらっしゃいましたならば、お一人で悩まず当事務所までご相談ください。

 配偶者の作った借金問題ですから、なかなか家族・親族には相談しにくいものです。また司法書士等専門家に相談するのも、なんとなく気が引けるかもしれません。しかし、思い切って早めに相談しないと、本当に家庭が崩壊してしまいます。専門家に相談する「小さな勇気」があなたの家庭を「良い方向に大きく変換できる」ことにつながります。

 お医者さんが病気で困っている人を救済するために存在するように、当事務所も借金問題で困っている人の救済のために存在しています。あなたが思い立ったときにすぐ相談できるよう、任意整理相談など、債務整理相談は、土日も休ます朝7時から夜12時まで受け付けています。

 特に、以下のエリアにお住まいの方は、手遅れになる前にできるだけ早く当事務所までご相談ください。
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/12/blog-post_16.html

2008年12月17日水曜日

任意整理における「悪意の受益者」の存在

 当事務所の任意整理専門ブログで本日記載しましたが、「おまとめローン」には十分お気をつけいただきたいです。

 消費者金融業者等の中には、債務者の「おまとめローン」に関する知識不足や、不安定な精神状態をはっきりと認識した上で、「所得は低いが不動産を所有する債務者」に対して、従来の多重債務を一本化することを提案し、不動産に抵当権を設定して融資を実行する場合があります。

 そうすると、以下のような問題が発生する危険性が高くなります。

  • 利息制限法に引きなおすと、残債がない、あるいは逆に過払金が発生していた取引が無効になってしまう。
  • ほどなく返済ができなくなることを見越した融資であるため、債務者の不動産を格安で業者にとられてしまう。
  • 抵当権設定や不動産を担保とした「借入枠」増加のための不動産調査等の名目で、さまざまな手数料を業者に請求されてしまう。

 民法704条では、「悪意の受益者は、その受けた利益に利息を付して返還しなければならない。この場合において、なお損害があるときは、その賠償の責任を負う。」と規定されています。

 場合によっては、上記のような取引を実行した消費者金融業者等は「悪意の受益者」であるため、民法704条、さらには民法90条(公序良俗に反する行為)において訴訟で争うべき取引に相当すると思われます。

2008年12月16日火曜日

千葉・東京・埼玉・茨城在住の方の任意整理・任意売却などの債務整理相談

 当事務所は、常磐緩行線と武蔵野線がクロスするJR新松戸駅より徒歩4分くらいにございますので、特に以下の地域にお住まいの方は、任意整理、任意売却などによる債務整理を相談する先として、当事務所をぜひご検討ください。 

  • 千葉県 松戸市 柏市 市川市 我孫子市 鎌ヶ谷市 船橋市 流山市 野田市 白井市 習志野市 千葉市 八千代市 印西市 成田市 佐倉市 四街道市 印旛郡
  • 東京都 江戸川区、葛飾区、台東区、江東区、足立区、千代田区、中央区など23区
  • 埼玉県 さいたま市 越谷市 三郷市 八潮市 草加市 吉川市 松伏町 鳩ヶ谷市 川口市 蕨市 春日部市 戸田市 南埼玉郡 北足立郡 朝霞市 和光市
  • 茨城県 つくば市 つくばみらい市 守谷市 牛久市 取手市 龍ヶ崎市 板東市 常総市 稲敷市 土浦市 石岡市 水戸市 ひたちなか市 笠間市
  • 上記周辺地域にお住まいの方

当事務所についての詳細は、当事務所のホームページをご覧ください。
http://www.shinmatsu-office.jp

2008年12月15日月曜日

「不動産の任意売却による債務整理」の相談先 その3

 都市銀行や地方銀行、信用金庫などの一般的な金融機関には、「決算期」という特別な時期が存在します。丁度今頃は、来年3月末の決算にむけて、返済が滞ってしまった債務者への貸出債権が「不良債権」とならないよう、急ピッチで債務整理を進める傾向があります。

 ここ数年の不動産競売市場での落札額の高騰減少が、昨今の経済不況により沈静化してしまったことで、債権者としても任意売却による債務整理を進める方が、「より多く債権を回収できる不動産取引」が実現できることを理解しています。

 以上2点を逆手にとって、

  •  「どうせ決算期だし、競売で処理するより任意売却の方がおたくもハッピーでしょ!」
  •  「早く損切りしてしまいなさいよ!」
というような、強引な「任意売却による債務整理」の交渉を、金融機関に対して行う不動産業者や弁護士等の専門家も存在するように思います。

 確かに、言っていることは事実かもしれませんが、最初からそのような交渉をされた金融機関の担当者はどう思うでしょうか?決して良い気持ちにはならないものだと思います。そうすると、以前のブログ

「不動産の任意売却による債務整理」の相談先」
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/12/blog-post_12.html

で書きました通り、利害関係人である債権者が任意売却に応じてくれないことに繋がるため、結果的に、任意売却による債務整理ができないことになります。

 借金の返済が滞ったのはこちら側の問題ですから、「任意売却による債務整理」をする上では、以前このブログで書きましたとおり、債権者に対して、「申し訳ございません」という姿勢を保つことは最も重要な要素です。

 したがって、任意売却による債務整理を相談する相手が、そういう姿勢を保つ人間であるかどうか、よく精査した方がよいと思います。

2008年12月13日土曜日

「不動産の任意売却による債務整理」の相談先 その2

 前回のブログに引き続き、

  • 住宅ローンの返済に困ってしまった場合
  • 中小企業経営者が、会社の借金の連帯保証をしていたがその返済に困ってしまった場合

など、ご所有の不動産を任意売却して債務整理をする場合の、相談先について考察していきたいと思います。

  1. ご所有の不動産の購入希望者が存在する。
  2. 不動産所有者が売却の条件に合意する。
  3. 住宅ローン等の債権者(金融機関等)全ての利害関係人が同意する。

以上3点の条件がクリアされた場合、任意売却を行うことが基本的に可能であることは前回述べました。

 では、まず一番目の「不動産の購入希望者が存在する」という条件から検討してみましょう。

 一般的に債務整理を目的とする任意売却の場合、「この自宅を売っています!」とオープンにはしたくないと思われます。

 ところが、こういう経済情勢ですから、ここ数年に比べて圧倒的に不動産購入希望者が減る傾向にありますから、売却できるまでの期間は長期化すると思われます。なにせ、ここ数年の不動産購入者であった不動産建築業者がバタバタと倒産している状況です。

 そう簡単には「あなたの希望する価格で購入してくれる買主」は現れないと思った方がよいと思います。

 売主の心理としては、やはり大手会社に依頼した方が「不動産購入希望者を獲得しやすい」と思うのが普通だとは思います。しかし、混沌とした時代であり、企業のモラルも問われる昨今においては、「会社」という器を無視するわけではないですが、「その担当者を信頼してよいかどうか」を、よくよく見抜く必要があると思います。

 盲目的に「この企業ならば大丈夫だろう」と信じて、「まさか、あの企業が・・・」という結果になった問題は、他の業種で多発していますが、不動産業界でも十分当てはまる話ではないでしょうか。

 現在、不動産業者に不動産の売却を依頼すると、大抵はインターネット上にその不動産の情報を画像入りで詳細に掲載します。中にはグーグルのストリート ビューで紹介する場合も散見しますが、そうすると近隣の状況もはっきりと世の中に知れてしまうため、売却が決まるまでのプライバシーも実質的には守られま せん。

 そういったプライバシー面にも細かな配慮をしてくれる不動産業者等でなければ、任意売却ができるまでの間に、あなたの生活に支障をきたすような近隣のうわさ等が発生する危険性も予見する必要がありますね。

2008年12月12日金曜日

「不動産の任意売却による債務整理」の相談先

 「不動産の任意売却による債務整理」については当ブログでも記載しています。

 任意売却による債務整理を行う手順については、特別法律で定められた制度はありません。したがって、購入希望者が存在し、不動産所有者が売却の条件に合意し、住宅ローン等の債権者(金融機関等)全ての利害関係人が同意すれば、任意売却を行うことが可能です。

 しかし、現実的には、不動産所有者(債務者)がオーバーローン状態であるため、債権者が任意整理に納得する売却価格と、購入者の購入希望価格に大きな開きがある場合も少なくありません。

 また、中小企業経営者、個人事業経営者の場合は、自宅兼オフィスとして不動産を使用している場合も少なくないため、任意売却による債務整理のメリットや大切さを理解したとしても、「現実的には任意売却したくてもできない」と思われる方も少なからずいらっしゃると思います。

 さらに、任意売却において実はとても重要であるにもかかわらず、意外に軽視されがちなのが、債権者(利害関係人)が複数存在する場合の、売却代金の配当額です。任意売却の場合は、自動的に配当額が決定されるものではなく、各利害関係人が「任意売却の配当表」に基づく配当額に納得しない限り、任意売却は実行されません。

 このように、ひとえに「任意売却による債務整理」といっても、それぞれの状況により事情は異なりますから、相談先の選定を間違えますと、一向に任意売却による債務整理が進まず、場合によっては自営業が破綻に追い込まれる場合もあります。

 では、どういったところに相談すればよいのでしょうか?不動産の任意売却による債務整理の現場からの視点で、次回から本件について検討していきたいと思います。

2008年12月11日木曜日

マンションの任意売却による債務整理:滞納管理費の扱い

 ご所有のマンションを任意売却して債務整理をする場合に、修繕積立金などの管理費を長期間にわたり滞納しているとすれば、その滞納管理費はどのように扱われるでしょうか。

 このような場合は、任意売却の配当表に基づきマンションの売買代金から支払うようにしますので、原則としてあなたの負担はありません。これにより、滞納管理費は任意売却により清算されます。

 ただし、こういった一般的な管理費ではなく、あなただけが使用している専用庭等に関する滞納管理費は、債権者が配当表に記載することを認めない場合が少なくありません。

 したがって、この滞納分については自己負担になる可能性が高いので注意が必要です。

 こういった細かな点についてまでケアして債権者と交渉してくれる「交渉人」が、ますます求められる時代になってくると思います。

2008年12月10日水曜日

任意整理などの債務整理による「ブラックリスト」についての考察

 任意整理などの債務整理を行った場合には、個人信用情報機関、いわいるブラック・リストに登録されます。したがって、その後5~7年間ぐらい

  • 住宅ローンなどの借入ができない。
  • クレジットカードが作れなくなる。
という状況になります。

 もちろんこうした状況をあえて望む方は極めて少ないと思われますので、当事務所の任意整理についてのホームページでも、こうしたデメリットについても言及しています。

 しかし、もっと深く考えて見ますと、それまで消費者金融業者等からの多重債務で自転車操業状態であった方にとっては、一概にデメリットとは言えないと思います。

 なぜならば、クレジットカードが作れない、あるいは消費者金融業者等からの借入が困難になることで、いわば、借金ができない状況にあるため、比較的健全な生活に戻っているとも言えるのではないでしょうか。

 たしかに、以前に比べて生活は質素になるかもしれません。個人事業主においては、事業を大幅に縮小、あるいは廃業する必要に迫られるかもしれませんが、任意整理等の債務整理という手法により債務を解決できたこと自体、精神的な重圧から解放されるものですし、新しい人生のスタートを切ることができたわけです。

 ですから、多額の債務で苦しんでいる方で、「ブラックリストにのるのがいやだから、債務整理は避けたい」と思っている方がいらっしゃいましたならば、こだわっているモノ(いわゆる信用情報)にこだわらないで、考えてみてはいかがでしょうか。

 それにより、これ以上無理な借入をあなたがやめることで、周囲の家族・親族・友人・知人、あるいは従業員、取引先にも余分な迷惑を掛けずにすむことにもつながると思われます。

2008年12月9日火曜日

不動産競売における落札価格の下落傾向

 以前、当ブログで、「不動産の任意売却による債務整理」について書きました。
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/11/blog-post_13.html

 近年は、法人のみならず一般個人の方も含めて、異常とも思える不動産投資ブームが巻き起こっていましたので、不動産競売の落札価格もかなり高価でした。

 しかし、最近の底知れぬ経済不況により、法人・個人問わず入札者や落札価格も下落傾向にあると思います。

 上記ブログで書きましたとおり、諸条件を勘案すると、任意売却による債務整理の方がメリットが大きいように思われます。

 当事務所は、任意整理や個人再生などの手法による債務整理のみならず、ご所有の貴重な不動産を上手に活用(任意売却)して債務整理をする相談も得意としています。お気軽にご相談ください。

2008年12月8日月曜日

「債務整理アドバイザーズ:任意売却・任意整理相談など債務整理専門 」

 当事務所のホームページ「最新情報」コーナー
http://www.shinmatsu-office.jp/category/1152898.html

にも記載しましたが、当ブログの名前を

「債務整理アドバイザーズ:任意売却・任意整理相談など債務整理専門」

に変えました。


  • 任意整理
  • 過払金返還請求
  • 個人再生
  • 自己破産
  • 不動産の任意売却による借金整理
  • 相続絡みの借金問題
  • その他債務(借金)に関する問題

などについての「債務整理専門のアドバイザー集団」として、ますます社会的弱者の救済などにフォーカスをあてる意味も込めて、当事務所のブログ名を変更しました。

 近い将来は、国内外の信頼のおけるパートナーとも力を合わせて、グローバルな「債務整理アドバイザーズ」として、社会に貢献していきたいという願いもございます。

 今後とも何卒よろしくお願いいたします。

2008年12月7日日曜日

債務整理(借金整理)で悩むことの価値

 2008年5月出版の 『悩む力』(集英社新書:714円)が今年のベストセラーのひとつとしていまだに人気のようです。悩むことは、大切であると思います。

 悩む上で大切だと思われることは、結果や結論を性急に求められ心にストレスが溜まる現代において、ご自身で性急に決断・行動するのではなく、専門家に相談し心の通ったお付き合いをすることを通して解決に向けて「共に悩む」ことではないでしょうか。

 たとえ当事務所に依頼するわけではなくても、お気軽にあなたの借金問題を相談してください。

 苦悩することに押しつぶされるのではなく、専門家とその重荷を共有することで、借金問題の解決に向けての「前向きで価値ある悩み」に変えていきましょう。

2008年12月5日金曜日

債務整理アドバイザー:司法書士新松戸合同事務所

 私ども、司法書士新松戸合同事務所は、過払金返還請求などの任意整理、個人再生、相続絡みの借金問題などの債務整理専門アドバイザーです。

 社会的弱者の立場に立ち、多重債務による社会問題に全力で取り組んでおります。

 消費者金融、クレジット・カード、ヤミ金融等の借金にまつわるトラブルで悩まれている方を、一人でも多く助けることが出来ればと頑張っております。

 また、任意整理相談などの債務整理相談については、(時に他の事務所で行われているような)資格のない事務員が対応するのではなく、認定司法書士が直接相談の最初から問題解決まで、誠実かつ丁寧に対応することを心がけています。

 あなたの借金問題について、迅速に解決方向に導きますので、お気軽にご相談ください。

 最近の相次ぐ会社倒産やご家族の病気等により、住宅ローンの返済にお困りの方も増えてくることを想定し、そういった不動産絡みの相談体制も充実させております。
不動産ライセンスを保持した専門家もスタッフに抱え、不動産にまつわる債務整理問題にも全力で取り組んでいきます。

2008年12月4日木曜日

任意売却における配当表例


 当事務所がこのような配当表を作成し、各債権者との交渉の上、ご所有不動産を任意売却することで債務整理を行います。

※画像をクリックしていただくと、拡大してご覧いただけます。

 私たち司法書士新松戸合同事務所は、不動産や住宅ローン、相続に絡んだ債務整理も専門にしています。お気軽にご相談ください。当事務所のホームページはこちらです。
http://www.shinmatsu-office.jp/

 借金問題等でお悩みの方が「債務整理相談をしてみよう」と思い立ったときに、できる限り相談できる体制を整えるために、土日も休まず朝7時から夜12時まで電話でのご相談を受け付けています。

2008年12月3日水曜日

任意整理における和解案

 消費者金融業者等に請求し受理した取引履歴データに基づき、当事務所では依頼者にとってもっとも良い和解案を作成し、業者等と交渉を行います。

 この和解案の作成内容、および業者等との交渉力が、任意整理におけるもっとも重要なファクター(要因)となります。

 私たち司法書士新松戸合同事務所は、債務整理と相続を専門としていますが、なかでも消費者金融業者等とのタフな交渉力を要する任意整理を得意としています。

 消費者金融業者等も、「時効の援用」などの法的な視座から過払金返還を拒む等の交渉をしますので、なかなか一般の方が交渉したとしても、思うような結果を得ることは難しいです。そればかりか、

  • 本来過払い金が返還されてもよい取引履歴であったが、過払金が返還されないことになった。
  • 債務そのものが時効になっているにもかかわらず、業者等との交渉を直接したために時効でなくなった。
というような、不幸な結果を招くことにもつながりますので、ご注意ください。

 任意整理についての相談は、当事務所のような司法書士等の専門家にご相談ください。
 
※司法書士新松戸合同事務所ホームページの任意整理専門コーナーはこちらです。
http://www.shinmatsu-office.jp/category/1152899.html

※当事務所の任意整理専門ブログはこちらです。
「任意整理専門ブログ―任意整理による債務の解決」

2008年12月2日火曜日

不動産の投売りによる債務整理がはじまっています

 昨今の経済不況により、不動産建設業関連業者が、次々と倒産状態に陥っています。

 特に中小企業の場合は、経営者が会社の債務を連帯保証している場合が大半だと思いますから、債権者主導により、早急に会社(あるいは経営者)が所有する不動産を格安でもよいから売却する「投売り」がはじまっています。

 このような任意売却による債務整理の場合は、それなりに注意を要する点があります。

 以前記載しました当事務所のブログをご覧下さい。
http://shinmatsudo-office.blogspot.com/2008/11/blog-post_13.html

 借金問題の解決にむけた相談などは、任意整理・個人再生を含めた債務整理専門の司法書士新松戸合同事務所までご相談下さい。

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2008年12月1日月曜日

クレジットカードでの多額の借金が返済できなくなった方

 クレジットカードで多額の買い物をしてしまい、その返済のために別のクレジットカードのキャッシングで支払っていたものの、いつのまにか返済できないほどの多額な借金になってしまう方も少なくありません。

 こういった場合は、任意整理や個人再生による債務整理(借金整理)より、自己破産を選択するのがよいかもしれません。

 ただし、自己破産の場合、借金の理由が問われるため、「ギャンブル」や「浪費」は免責不許可事由に相当してしまう可能性が高いです。

 すなわち、自己破産手続が進まないことになります。

 しかし、「債務整理=自己破産」ではありません。

 当事務所は、お一人お一人異なった事情にあわせて最も良いと思われる債務整理手段をご提案させていただいています。



 任意整理相談など債務整理と相続を専門とする、司法書士新松戸合同事務所ホームページをご覧いただき、当事務所の姿勢などをぜひご確認ください。
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