ここ数年に限らず、
「あなたも不動産投資をしてみませんか」
とか、
「金持ち父さんになりましょう」
というような、不動産投資をすすめる本や記事が横行しているように思います。
しかしながら、あなたがお買いになろうとしている不動産は本当に適正価格なのでしょうか?
正確に言えば、「適正価格」ということの定義は一意的ではないと思いますが、せめてお知り合いの不動産専門業者と、お付き合いのない大手不動産業者に意見を求めて総合的に判断するくらいの心のゆとりはもちたいものですね。
あまり不動産に惚れすぎると、思わぬところで足元を救われることになり、平穏な人生を自ら借金に負われたいばらの道にしてしまわないようご注意ください。
これは、ご自宅(マイホーム)用の不動産にも該当する話ですね。
例えば、東京都心のタワーマンションに惚れすぎて、購入して数年しかたっていないのに住宅ローンの返済ができなくなり、差押え競売になってしまわないようにお気をつけください。
不動産に惚れすぎて、安易に不動産を購入をしますと、将来債務整理というツケがやってくるかもしれません。必要以上に、言い換えますと分不相応である不動産投資・購入は、充分に検討した上で行っていただいた方がよいように思います。