2009年8月3日月曜日

不動産競売の売却基準価格と債務整理

 こういう経済状況や不動産価格の下落傾向を反映してか、不動産競売の売却基準価格がここ数年来では比較的低めに提示されているように感じますがいかがでしょうか。

 入札者の心理としては、入札価格を決定する上で売却基準価格を考慮に入れなくもないでしょうから、その基準価格が低めということは最高価落札価格も一部の人気エリア等を除いて低めになることにつながるかもしれません。

 そうしますと、住宅ローンの返済ができずに競売になった方にとっては債権者へ返済される金額も低めになることに繋がりますので、残債務を支払うことができない場合は自己破産を選択せざるをえない場合も大いにありえます。

 ですから、住宅ローンの返済に困ってどうしようもなくなる前に、専門家に一度ご相談していただくことをおすすめします。単に不動産を売却するという方法以外にも、個人再生という債務整理の方法が可能な場合もありえます。

 任意整理不動産の任意売却を中心とした債務整理、わかりやすく言えば借金整理は、債務整理専門の司法書士新松戸合同事務所までお気軽にご相談ください。