2009年5月13日水曜日

住宅ローンなど多額の借金をする場合

 最近は、続々と企業が倒産しています。特に不動産や建設関連企業が多いように思います。

 某新聞にも掲載されていましたが、注文住宅を発注した企業に千万円単位のお金を先に支払ったものの、その企業が突然倒産してしまったために大変な思いをしておられる方もいらっしゃいます。

 例えば、以前の当ブログの記事

アーバンエステート破産

で記載したアーバンエステートは、私どもの事務所がある新松戸にも支店があり、「XX年保証」をキャッチコピーとして宣伝していましたが、現在では新松戸事務所があったビル1Fの入口には破産管財人弁護士による貼紙がはってあり、中はもぬけの殻状態です。

 こうした企業に事務所スペースを貸していた不動産オーナーさんにとっても、困ったことになります。上記アーバンエステートを例にしますと、倒産してからつい最近までは、中に荷物が沢山残っており(といいますか、事務所として営業中のままではなかったかと思いますが)、さりとて、勝手にその動産を処分して第三者に貸すこともできませんから、本来手にすることができるはずの賃料を満額手に出来ているのかどうかは疑わしい限りです。

 耐震偽装や想定外の大地震等で住宅ローンを二重に組まなければならない場合もあるのと同様、上記のようなケースがわが身に降りかかりますと、一体どうしたならばよいかわからない気持ちになるかもしれません。

 住宅ローンなど多額の借金をする場合には、このような万が一のことも想定して契約するのがよいのではないでしょうか。

 債務整理専門の司法書士新松戸合同事務所では、過払い金請求による任意整理相談や不動産の任意売却による債務整理を中心とした借金問題の相談は無料、早朝営業(7時)・深夜営業(24時まで)・土日祝日営業・年中無休です。