2009年3月13日金曜日

金融機関や不動産関連企業の経営不安から学ぶ、債務整理の心得

 本日、関西アーバン銀行とびわこ銀行が合併することについての基本合意が発表されていますね。
http://www.kansaiurban.co.jp/company/detail_pdf/20090313_1.pdf

 関西アーバン銀行は、東京都心に本社を構える不動産関連上場会社等に貸し出した多額の融資について回収が困難になっているなど、ここ数年の不動産ミニバブルの多大な影響を受けているようです。

 不動産といえば、先日のパシフィックホールディングス株式会社など、大型倒産が相次いでいます。このように、経済が急速に(急激に)減速しています。会社更生法や民事再生法を申請して大型倒産となっている企業について、一年前はどうであったかといえば、インターネットの検索エンジンで調べていただくと顕著なように、まさに隆盛をほこっていたといえると思います。

 確かに、サブプライムローンの多大な影響はあったのでしょうが、これだけ崖から突き落とされたような急転直下な経営破綻を鑑みますと、実際にはここ数年の間にこうなる予兆がどこかにあったのではないでしょうか?そうでなければ、東証一部企業など上場企業が次々と「青天の霹靂」と表現されてもよいのではないかと思えるほど、一気に倒産し株価が紙くず同然になることは、想像の域を超えてしまいますね。

 規模は異なるとはいえ、一般個人の方々におかれましても、まさに上記企業群を反面教師として、早め早めの債務整理をすることで、「転ばぬ先の杖」を確立していきましょう。そのためには、債務整理専門の司法書士新松戸合同事務所が、できる限りご支援いたします。