クレジットカード（借金）に依存／借金問題・債務整理の要因

　なにかとクレジットカードで買物をすると、ポイントが付与される時代です。

• スーパーで食料品等を購入する場合
• 決して高くない衣料品の購入
  
• ガソリンスタンドで給油する場合

などのような日常生活での出費を、クレジットカードで手軽に済ませている方も少なくないかもしれません。

　また、高額な商品をクレジットカードで購入しても、カード会社担当者と会う必要もなくネット上での操作一つで、リボ払いに変更できます。

　何枚ものクレジットカードを駆使して、クレジットカード枠を超えないように、上手に買物をしている場合も少なくないと思います。

　これらは、基本的に借金に依存した生活といえるのではないでしょうか。

　支払いは、数十日後に必ずやってきます。

　「このくらいの返済であれば、いつでもできる」

と思いつつ積み上げたクレジットカード決済額が、支払い不能額になっては大変ですね。

　クレジットカードを上手に活用することで、割引サービスを受けたり貯まったポイントでよりよいサービスを手に入れることができる、というメリットについては決して否定するものではありません。

　ただし、あまりにもカード（借金）に依存した生活に慣れますと、思わぬ収入減／出費により、たちまち多重債務問題を抱えて債務整理の要因を生んでしまうかもしれません。

　「私は借金問題など無関係」

と思っていた方が、債務整理をしなければならない大変な状況に陥る場合もあるかもしれません。

　現状を見つめなおし、借金にできるだけ依存しない生活をすることも、時に検討してみることも大切なように思います。