2009年6月29日月曜日

住宅ローンを組む前に認識すべきこ(将来債務整理をしなくてもよいように)

 住宅ローンの支払いに困っている方が急増しているニュースについては、たびたびさまざまなメディアで流れています。

 その原因についてはさまざまだと思われますので、一概には言えません。

 しかしながら、(場合によっては購入価格と同等額、あるいはそれ以上の)多額な住宅ローン組んでいながら、

 「マイホームが手に入った」

という喜びに溢れてしまい、

 「返済はなんとかなるさ」

という安易な気持ちが優先し、生活を質素に送る等の心がけが足りなかったという方も中にはいらっしゃるかもしれません。

 不動産を担保にしてローンを組んだものの、後日その返済ができなくなり、差押えされてしまったある方が、

 「借金を返済し終わるまで、不動産は自分のモノではないのだということを実感しました」

ということをおっしゃっていました。

 いつでも全額繰上げ返済できるほど住宅ローンを返済していない間は、上記の方の貴重な発言を教訓にして、

 「実質的に手に入れた不動産の所有権は、まだまだほんの少ししかない・・・」

というくらいのお気持ちで生活した方がよいのかもしれませんね。

 マイホーム(不動産)を手に入れた時点で、妙に気持ちが大きくなり、飲食・交遊のための出費が増える方もいますから、自らの欲得を律することは大切だと思います。