2009年3月19日木曜日

住宅ローンの返済に困った方は、早めに不動産の任意売却による債務整理相談を

 本日も東京地方裁判所民事執行センターで、不動産競売の開札がありました。

 9時半から開札手続が始まり、11時から開札を順次読み上げ、全ての開札結果を読み上げ終わるまで2時間半以上かかっています。

 それほど、競売物件があります。

 開札結果の状況としては、ごく一部の競売物件を除き、入札者数も少なく落札価格も一年前と比較すればおそらくかなり低価格に推移していると思われます。

 そうしますと、所有不動産を差押さえ、競売執行した金融機関等の債権者にとっては、落札価格が低水準ですと回収できる債権額が少ないため、債務者に対してより多く残債務の返済を迫ることとなります。

 一方、不動産競売で不動産を購入しようとする業者等は、任意売却が可能であれば、競売での入札価格より高めで購入しようとする傾向がないわけではないと思われます。自ら使用する、あるいはお客様のために競売で取得しようとする業者の場合は、確実に入手できるわけではない競売よりは、確実に入手(購入)できる任意売却の道を選択する傾向にあると思われます。ですから、もし任意売却により確実に目的とする不動産を入手できるとしましたならば、競売価格よりも高めの価格をオファーしてくることが想定できるためです。

 したがいまして、住宅ローンの返済に困っている方においては、何もせずただ不動産競売が執行され、(本来入手できる理由がない)立ち退き料に期待したために結果的に引越し費用もままならぬ状態で法的に退去命令を受けてしまう悲惨な状況を招かないためにも、早めに不動産の任意売却による債務整理の道を選択していただくことをおすすめします。

 債務整理専門の司法書士新松戸合同事務所では、任意整理不動産の任意売却を中心とした借金問題の相談は無料です。「借金を整理しよう!」思い立ったときに、まずは電話・メールをください。