経済が右肩上がりですとまた異なるのでしょうが、これだけ急激に経済不況になりますと、
- 給料の遅れ
- ボーナスの不払いや減額
- 勤務先企業の突然の倒産
などの理由により、住宅ローンの返済ができなくなる方が、今後増加してしまうのではないかと思われます。
ご所有不動産を現在市場で売却しようとしても、多額の住宅ローンを組んだばかりの場合は元本がほとんど減っていないことが大半ですから、そう簡単には債権者(金融機関等)が売却を了承してはくださらないと思います。
せっかく手にしたマイホームとはいえ、病気と同様早め早めの対処をしておかないと、気付いたときには家族・親戚・友人・知人を巻き込んだ借金地獄に陥ってしまうこともありえます。
当ブログを通じて不安を煽るわけではありませんが、続々と差押え競売手続が執行され、落札者が正式に決定した後概ね6箇月の間に引越し費用もままならぬ状態で、かつて住んでいたマイホームから立ち退かなければならない方が増加している状況を鑑みますと、早めに不動産の任意売却による債務整理をなさった方がより賢明ではないかと思います。